効率主義をぶっとばせ

最近、毎週のように「トリビア」に知った顔が出るので楽しみだ。御存知のように、同番組で生物ネタが取り上げられることはかなり多く、生物学の業界人にはよく知られた事柄であっても、一般の人には概してウケが良い。それで、毎週のように日本の生物学者(それも動物学者)のだれかが「はい、確かに…」とコメントしているわけである。裏を返せば、生物学者っていうのは、ほとんどの人の目にはまったく役に立たないことばっかりしている人間であるということだ。
それでも、あの番組を見て、日本国民が一人でも多く「どうでもいいことって面白いなあ」と思ってくれたら、私は両手を挙げて喜ぶ。大学という機関の存在に意義を認める人が一人増えることになるのだから。
でも、今日のあのネタでまさかあの人が来るとは思いませんでした。デンデンムシ競走の実況担当お疲れ様でした、A見さん…。