寄生虫学者の悩み

今日の会議終了時間は午後7時半(通算5時間)でした。どうだ?勝ったか?N田君?
今日はアレルゲン物質をまともに被ってしまった。反射的にその場を逃げ出したが、まだ調子が悪い。ぐったりである。何かグッズを工夫すればいくらかでも防げるかと思うので、ちょっと検討してみようかな。
一昨日、うちの学生が川で生物採集をしていて、アユ釣りのおじさんから何をしているのかと訊かれ、「寄生虫を調べています」と正直に答えてしまったらしい。うっかりして今年研究室に入った学生に注意するのを忘れていた。「寄生虫」という言葉はジモト民に聞かせてはいけない。イメージが悪すぎて、下手をすると、そのフィールドでの研究を継続できなくなる恐れがあるから。
それでも、私は教育学部所属なので、研究内容を隠そうと思えば隠せるから、まだましな方だ。医学部の寄生虫学講座の人なんて、その人が顔を出すだけでうさん臭がられるという(名刺も渡せないでしょうね)。バレバレだし。
実際のところ、寄生虫のいない淡水魚なんて存在しないんですけどね。