暗やみ30分

夕方、ちょこっと大学へ行って論文を書き進めていたら、ブチッと音がして停電。雷は鳴っていたもののさほど近くなかったので油断していた。真っ暗な廊下には何人かの卒論生の声、明日の院試のため勉強していたらしい。しばらく待ったが復旧しないので、部屋にあったロウソクを持ち出して廊下に置き、学生たちと雑談することおよそ30分でようやく復旧した。今の学生は大学の停電は初めてらしいが、昔は雷がなるとしょっちゅう停電したものである。一番ひどかったのは平日授業日の午前中に停電が起きて数時間停電したときで、大学生協の冷蔵庫が停止してしまったので多くのメニューが提供できなくなり(食堂ではカレーだけ、売店ではパンやカップラーメンだけだった)、飢えた学生がキャンパスに溢れた。