それ行け次行け

学部のゼミで着任1年になるK先生とY先生の研究紹介。K先生の方は長年携わってこられた地震予知についての研究、とってもためになる。東海〜南海地震と東北沖地震では、プレートの沈み込みの深さが違うため(太平洋プレートの方が重いため沈み込みが深い)、大地震の前兆とされるプレスリップが観測される可能性がそもそも違うとか。滋賀はやっぱり日本の中でも活断層がすごく多いとか(そもそも琵琶湖が断層湖だ)。Y先生の方は餌の摂取効率からバクテリアの大きさを理論的に推定する話、こちらはちょっと難しくて理解しづらかった。
小さい仕事を2,3片づけ,査読結果を返送して,半年ほど前にリジェクト食らった論文の修正にようやく着手。これも早く出さないとなあ。高度な解析はしていないから解釈は難しいけれど、生態学的には面白いネタのヒントになりそうな話ではあるし。やっぱり寄生虫は面白い、普通の人が思っている以上に。