サクラの異変

例年,この季節はサクラで埋め尽くされるウチのキャンパスですが,環境科学部棟の回りに関して言えば,今年はいつもほど見映えがしません。

理由の一つはこれです。環境科学部棟の正面にあったケヤキなどの大木や,キャナル周辺のヤナギの木が昨年の台風18号で折れてしまい,無残な有り様になっています。切り株からひこばえが出てくれば2,3年で回復してくるでしょうが,もし枯れてしまっていたら,残念ですが切らなければなりません。

それと関係があるのかわかりませんが,キャナル沿いに植えられたシダレザクラのうち,風折れ木の近くにある7,8本が花をつけておらず,枯れ木のような外観を呈しています。この写真で,左の2本は花をつけているのに,右3本には花がないことがお分かりと思います。これらも台風でいくらかは折れていますが,枝垂れ品種ですから大きな害はうけていないはずです。強風の被害をうけると花芽が形成されなくなったりすることがあるのでしょうか。植物に詳しい方に教えていただきたいと思います。

枯れてしまったのかと心配になって近くへ寄ってみたら,葉芽は出ていました。