ミミズの日

今日はK出今でハッタミミズの撮影会。詳しいことはオンエア後に再度書くことにして、今日、図柄的に一番面白かった場面と言えば、ミミズを触ろうとして素で泣きそうになっているキャスターさんと、その周囲を取り囲んで何でそうなるのかまったく理解できない表情のダービー実行委員(老若男女取り混ぜ)の面々だろうか。残念ながらその時はカメラは回っていなかった。*1
撮影終了後、採集したミミズの一部を持ち帰って標本用に固定した。ミミズ類はそのまま固定液に浸けると縮まってしまうので、エタノール濃度を少しずつ上げて麻酔しながら伸ばすのが常道である。普通はストローを使って伸ばして試験管に保存したりするそうだが、ハッタミミズ級の大きさになると、伸ばすための管や液浸容器がちょっと難しい。そこで、今回はとりあえずシリコンホースに麻酔したミミズを入れて、70%エタノールを流し込んでみた。ホースが細いとミミズを入れにくく、太いとミミズがまっすぐにならないので、ミミズの体より少し太めのホースに縦の切り込みを入れて挟み込むようにするとよいと思う。それでも、保管容器はやっぱり悩ましい。ちゃんとするなら、値段が張るけれども、背の高い標本瓶を用意しなければなるまい。

*1:回ってた。顛末は番組をご覧じあれ。