花見船

卒論生S君の課題(彦根市からの委託研究)で、はじめて彦根城の堀へボートを出してフィールドの予備調査。


市からこの小さなプラボートを借りて,今日は堀の水深と底質のおおまかな調査をした。堀の真ん中は1m余り泥が堆積しているが,棹を深く突っ込んでみても泥の色は真っ黒ではなく,硫化水素臭はわずかである。これほどよどんだ水域なのに,わりあいに好気的な底質環境のようだ。

島育ちのS君はさすがにボートの操縦は手慣れたもの。

彦根城はそろそろサクラが2分咲きで,来週は調査のついでに船上から優雅な花見が出来そう。酒がないのが物足りないけれど。