今日の卒論進行状況

今日は隣の化学研究室のD論発表会、および明日に出張ゼミをする卒論生Kさんの予行練習をし、その後赤ペン。合間を縫って副査を務める修士3人の修論読み。今年は院生の方に時間をとられて、卒論生の指導が例年になく遅れてしまい、はっきり言って過去最悪の状態だ。皆それぞれ結果は出ているのだが、締め切り一週間前の現時点で、解析や考察の練りがまだまだ足りない。三連休は一日一本リポビタンで乗り切れるかな。
昨年のY君に続き、希少魚の条虫をやっているMさんのデータは、コホートを考慮して解析をし直したら、昨年のデータと見事に符合してくれた。このムシ、やはり感染に季節性があるらしい(海外の研究では季節性は見いだされていない)。しかも、魚の食性の季節変化と、第一中間宿主の感染率の季節変化とが、魚の感染率変化の説明要因としてこれまたぴったり辻褄が合い、結論はすっきりしそう。ということで、早く論文書こうねY君。