震災復興と生物放流

友人から,アクアマリンふくしまの職員さんによる同館の復興ブログを紹介された。このブログは今日で閉鎖されるそうなのだが、その最終記事がカワニナ屋として捨て置けない内容だったので,ここにリンクする。保全生態学関係の諸氏は是非ご一読を。
http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/9326268.html
ちょっと衝撃が強すぎて,自分としてどう対処したら良いのか混乱した(頭の回転の鈍さが恨めしい)。少なくとも、筆者の主張は生態系の保全や自然復元の際には当然の事であって,生態学の素養のある人ならだれでも配慮することだ。それが「復興事業(おそらく善意の)への文句」と受け取られて進退に関わる事になるとはどういうことか。これは生態学関係者は声を上げなくてはならない事態だろう。