怪談

最近、西の海のある島のことがよくニュースになるので、以前その島へ調査に行ったこともある私は少々複雑な気分になる。これで人の住む島が救われるなら仕方ないのかもしれないが。でもあの島には鍋叩きのオバケが住んでいる。当時の私の学生が実際に遭遇したのだが、人っ子一人いない森の中から一晩中鍋を叩く音が聞こえてきて、しかも宿泊しているキャンプ地の回りを巡り歩くのだという。さてどうなるか。
自宅でごろごろしながら論文読み。もちろんエアコン不使用。こうしている分には疲れない。神経が慣れるまであとちょっとの我慢。