来年度の大学歴の案作り会議。どこの大学でもそうだと思うが,半期で15回の授業回数を確保するという「どう考えても無理」な詰め込みスケジュールを作り上げるのに苦労する。だいたい、4月から8月の盆休みの前まではちょうど19週間である。そこに、授業15週と試験1週を詰め込むと残りは3週間しかない。そこに、4〜5日の春休み(入学式・オリエンテーション含む)、ゴールデンウィーク,1週間分の補講期間、さらに集中講義までぶち込もうというのである。土曜講義でもしない限り,最初から無理なことはわかっているのだ。

…という無理無理スケジュール原案がそれでも何とか形になった頃,委員の一人が発言した.「先月,うちの学科に文科省からの視察が来まして,実験・実習の時間をかけすぎだという指摘を受けたんですけれど…所定の単位のためにはこれ以下の時間数でよいそうです」

爆弾投下.
なんでそういう重要事項を先に言ってくれないの!それを再検討するかどうかで大違いやないですか!