うぬぼれはうようよいるが敬われる人は少ない

今日は就活セミナー、と言っても大学主催のものではなく、隣室のBさんの奥様がボランティアでゼミ生のために講師を務めてくださった内輪のもの。昨年からの就職戦線の厳しさに、もと大手百貨店の社員教育係で、採用人事も担当していたB夫人が自主的に講師をかって出てくださったのである。今日はBさんは不在なので、私のところに挨拶に来られた。あとで出来栄え?を見に行きます、と挨拶すると、「ええ、もしかすると(学生が)泣いているかもしれませんが(ニッコリ)」というご返事。さては鬼教官ですか。
途中から、模擬採用面接の現場を覗かせてもらった。テキストもばっちり用意されていて、トレーニングの内容は笑顔の作り方から始まって、発声(今日の見出は発音練習用の文の一例)、歩き方、お辞儀はもちろん、志望理由のまとめ方に至るまでの厳しいフルコース。これだけの講座がタダで受講できるとは君ら幸運だよ。もっとも、自分の模擬面接で、事前に教わったことがあらかたすっぽ抜けていた学生も無きにしもあらずではあるが。