年度締め

年末に仕掛けた感染実験の結果取り。予想通り、カワニナ(普通の)の感受性には地域差がある。琵琶湖の中のカワニナの多様性ばかりに目がいっていたけれど、寄生虫の目で見れば、周辺河川の方が多様だということだろうか。
ともあれ、これで2008年度の感染実験のクールは終了。2009年度は、あとから追加した水域の貝による感染実験と、貝と寄生虫両方の遺伝的多様性評価の決着付け。幸い、ある方から助力が得られそうなので、こちらも本年度よりはだいぶ進展しそう(希望的観測)。