公開講座ネタを求めて，I上君に付き合ってもらって市内の主要スーパー・コンビニをめぐり歩いた．目的は，市内で販売されているシジミの同定である．
宍道湖産ヤマトシジミ．殻頂が白く，成長脈が革のような光沢を呈する典型的なもの．
これは紛うかたなき中国産．
これはよくわからない．ヤマトシジミのようだが，どうも成長脈がきついし，殻高も少し高め．十中八九輸入物だろう．
水産貿易統計では，近年は中国からの輸入が減り，北朝鮮・ロシアあたりからが増えているらしい．後者の主力はヤマトシジミなので，日本産ヤマトシジミと見分けがつきにくく，産地が明記されていないシジミでは，以前のように一目で輸入物とわかるようなものは減っているのかも．
今日はこの他にも殻付き，むき身，佃煮等々，五千円超の出費となった．ということで，明日は公開講座のあと，大量のシジミの処分が問題なのである．大みそ汁大会でも開催するか．
