ディプロマ・ミルでなくても

激怒するとやはり消耗が激しく、久々に研究室で寝込む。それでも回復しないので、早々に帰宅休養。
以前もちらりと書いたとおり、ちゃんとした大学の学位だって100%信用してはいけない。肩書きとしての学位を欲しがる人がいる一方で、大学にとっても学位を出すことは教育業績であるから、利害の一致が生まれる。一番ありそうなパターンは、主査の教員自身が論文を書いてやって、研究能力のない人物に学位を出すケースだろう。無論、普通の(ちゃんとした)大学なら、本人に対して複数の審査員で質疑応答を含む審査をするから、こういうことは起こらないはずだが、審査者と学位申請者との間になれ合いがあると要注意である。
そういえば、この前、ディプロマ・ミルとされている某大学の講義リストを見て抱腹絶倒した。