シナイモツゴは三白眼(に見える)

最終日である。勉強のため水田生物保全のシンポをちょっと聞いた。あまり生態をよく知らなかったアユモドキの話など。
昼前に会場を抜け出して新潟市水族館に行った。こじんまりとしているが、地域の特色を生かしていて、旅行者にはなかなかおもしろい。ホッケやゲンゲなど、食材としては有名なのに丸ごと見る機会はあまりない魚種を見て感心したり、シナイモツゴモツゴを見比べたりしていたら、小さな男の子がお母さんの手を引っ張って「ニモちゃんはどこ?シャチが見たーい!」と叫んでいた。こういう要求に応えるにはちょっと渋すぎる水族館のような気がする(でもニモちゃんは売店横の置き水槽にいた)。
ペンギンの展示場に行ったら、なんと日本一のペンギン博士がペンギンを見ていらっしゃるのに出くわした。逃してなるかこの機会。早速つかまえて解説をしてもらった。満足満足。
午後2時過ぎに帰途についた。上越新幹線のホームでT門氏を発見したので、東京までの車中は腹口類のコントロールの方策などについて話し合いながら帰ってきた。