立て続けにメールが届いた1日。
最初はT山大のY畑さんから,PARACONの定期メールである。同氏が着々と進めておられる寄生虫レッドリスト作りの中間集計の結果から,宿主がレッドリストでより危険なランクに入っている種類ほど,固有寄生虫を持っている率が少ないような傾向があるかもしれないという予測が立てられていた。まだ統計ができるほどのデータ数ではないようだが,もし本当だとしたら,宿主の個体群が縮小していく中で,その宿主でしか生活環を維持できない固有寄生虫はいち早く絶滅してしまったのかもしれない,ということになる。うまくいけば寄生虫の絶滅率が計算できるかもしれない,
お次はB博のG学芸員から。
"The Lake Biwa Museum's Research Department and Exhibits Department have more-or-less decided that "Parasites" will be the theme of our special exhibition in 2010........"
きゃああああっ!マジですか!?
最後はNkajikaさんとの共著論文を投稿した雑誌の編集委員から,revisionの依頼メール。問題点として指摘されたことはあったが,検討してみた結果,現状でクリアできそうである。しかし,投稿から1ヶ月もせずに戻ってきたよ,早いな。