夏風邪

今日まで大学はお盆休みで、空調が入らないのであるが、今日は水試からアユをわけていただく約束なので出勤する。午前中にアユを受け取りに行って水槽のセットを済ませた。幸い今日は風もあり、クーラーなしでも凌げそうだったので、そのまま大学にいたら、昼ごろになって頭が変にグラグラしてきた。何だろうと思ってイスを並べてちょっと横になったつもりが、頭がぼっとしてきてそのまま5時間も寝てしまう。いつも気にしたこともないカメの水槽のエアポンプの震動音が頭にじかに響いて気持ちが悪い。
夕方、ようやく起き出してぼっとしていたら、昨日共生センターに行った2回生の一人がやって来た。飼っているハリガネムシがこんな物を出したと、白い破片がいくつか入ったバイアル持参である。実体顕微鏡で見たところ、形もまちまちで表面もぶわっとしていたため、最初は生き物ではないのではないかと思ったが、ついでに顕微鏡でも見てみたところ、卵塊であった(あとで調べたらハリガネムシの卵はヒモ状の塊で、卵紐というらしい)。面白い物を見せてもらった。
5時間寝て頭のぐらぐらはずいぶん収まったのだが、今度は発熱の前兆である咽の渇きを感じ始めた。これはヤバイと急いで帰宅したところ36.3度(前にも書いたように私にとっては微熱の範囲)。その後一時は36.7度まで上がったが、10時現在36.2度まで下がった。これで済んでくれればいいのだが。