驚き桃の木

京都へ古本市の物色に行く。その前にとある所で学生時代以来の旧友に再会したのだが,彼女がこの3月に私もよく知っている幼なじみと結婚したことを聞いて吃驚仰天。えーと,私が大学に入学して京都に来た時,私より4つ年上の彼女はOLで,彼のほうは…小学生だった… いや,それどころか,彼女は彼がお母さんのお腹に居た時から知っているんじゃないか!?
うーん,カミサマのやることに不可能なしとはいえ,これはウルトラC級だ。
古本市の方は,40軒以上の店が出店しており,駆け足で一巡りするだけで3時間余りを要した。残念ながら掘り出し物はほとんどなく,特に生物学関連は空振りに近い状態だった。「動物たちの地球」のばら売りが一冊200円で出ていたので,自分の持っていない巻で興味があるヤツだけ何冊か購入。
帰りがけに京都駅のジューサーバーで壬生菜と豆乳のジュースを買って飲む。この店,今はあちこちにあるようだが,最初は京阪淀屋橋駅にあった。大阪に非常勤で講義に行ってた時には,よく帰りに,講義でガラガラになった咽をこれで癒したものである。そのせいで,今でもこれを見かけるとついつい立ち寄ってしまう。スタンドで1つ飲んで,もう1種類をお持ち帰りで電車の中で飲む,なんてこともよくやる。
車中で古本市の獲物の琉球古典詩歌解説と漢詩解説を眺めつつ帰路につく。あすは岐阜だ。