守山の水路をはいまわる

学生と守山で貝調査。1地点でカワツボを見つけたらその水路を上流へたどっていってどこまで分布するか調べるのである。守山も古くは野洲川の伏流水がわき出る湧水地帯で,市内には中小の水路が網の目のように走っているので,これをたどるのは路地をたどったりひとの家の裏庭を通ったりしなければならず,見ようによっては相当怪しげな行動をしているように見える。調査の前には市役所に申し出て「守山市」の腕章を借りるのだが(貝がホタル条例で採集を禁止されているため),別の意味でもこの腕章はちゃんとしていた方がよさそうだ。
アユの飼料20kgが届く。商品名は「あゆメガ」。巨大なアユに育ちそうだ。
この大学の図書館は,陸水生態学関連の雑誌の種類は充実しているのだが,当然ながらどれも1994年以降のバックナンバーしかないということにあらためて気がつく。古典的な研究を引用したいときなどはちょいと困るかも。
カヌー部の部室の前にいつもコチドリのつがいがいるので注意していたら,今日はヒナを2羽つれていた。ヒナに近寄ってみたが,擬傷はやってくれなかった。