春の顔

ちょっと前にこちらid:soishida:20050205で雪道の話題をしたばかりであるが,もう日差しのさんさんとする今日この頃,やっぱり九州である(なお,その後,「ずぼる」という北九州弁も収集したが,やはり土地柄雪ではなくぬかるみなどにはまることを指すそうな)。
大学の裏の斜面に例年フキノトウがどっさり顔を出すので,そろそろかと探しに行って見る。平地にはピンポン玉大の大きなつぼみが沢山出ているが,南向きの斜面には昨年の葉が若干残っているだけでまだフキノトウがない。図鑑によるとフキはやや湿った場所を好むようで,それで平地のほうが開花が早いのかと思った。しかし,とても水分が多いようには見えない,斜面の頂上のわずかな平地にしっかりトウが立っているところを見ると,水分の有無よりも斜面か否かのほうが効いているような気もする。

追記。ネットを巡っていたら,昨日は司馬遼太郎の命日だったということだ。私は別に司馬遼ファンではないが,その日(1996年2月12日)に寺田屋に行ったことだけはファンに対して自慢している。ま,たまたまその日に伏見在住の友人と散歩に行って,帰宅後に晩のニュースで同氏の訃報を聞いた,というだけのことであるが。