表題を考えるのもかったるい

大学に新ポスト案、助手改め「助教」 文科省が法改正へ

http://www.asahi.com/national/update/0120/009.html
これが導入されると、現職助手の人の中には「助教」職に移る人と「助手」に留まる人が出る訳だが,それをめぐって相当な悶着がおこると予測される。現職名に留まることがイコール雑用職に落ちることになるのだから,体のよいハラスメントに利用されかねない。常勤雑用員のポストの方に新たな役職名を付けるべきであったのに。
なお、私のHPの今は無き雑文コラムで、以前professorの語源について蘊蓄したことがある。英語の語源で「教授する人」の意味を持つ称号はdoctorで、professorは直訳すると「告白する人」。キリスト教信仰告白の意味もある品位の高い言葉だ。中世にはmagiだが、これは今のマジシャンの語源だから、現状にはこちらが相応しい気もする。
もう一つおまけに、中国古典では「学士」は大学総長クラスを指し、「博士」はヒラを指すが、日本で上下が逆になったのは何でなんだろう?
そういえば、「大臣」っていう称号も、「大尽」と同音なので私はどうも嫌いだ。例えば「公僕」とでも変えたらどうでしょうかね?「総理公僕」とか「財務公僕」にしたら、ちょっとは立場を自覚するんじゃないでしょうか。