酉年の始めに

雪もよいの中博多に出て、切らしてしまった紅茶を買いこみ、その後喫茶店でしけこむための本を探す。でも、考えてみればほんの数日前に神保町でがっつり探索した後なのだから,そうそう目を引く本が見つかるはずもない。結局,「カラー版 日本鶏・外国鶏(全国日本鶏保存会監修)」という,今年の年始に相応しい本を買い,ニワトリの写真を眺めながらお茶を飲む。日本人は小鳥や金魚の品種改良が上手と言われているが,こと鶏に関しては,外見を重視して改良したものはあまりないことに気がついたり,謡羽,小謡羽,鞍羽といった鶏の体羽の独特な名称に小一時間首をかしげたりする。
そして,鶏並に派手だが鶏ほど品のないおねえちゃん達を見ながら帰ってきた。