ヨン様効果

EAFESに行くルートの選定と費用の見積を8月からJTB福岡支店に頼んでいた。「予約は運賃が出てからの方がいいですね?」というので,そりゃそうだと思っていたら,待たされるわ待たされるわ,今日になってようやく運賃の連絡が来た。急いで連絡を取ったら,「その日の便はどちらもキャンセル待ちなんですが…」なぬ?予約っていつから可能だったのよ?
曰く「韓国行きの便は今人気ですので…」ほうほう,成程…って納得するんじゃない浦部!こっちは別にヨン様を拝みに行くんじゃないんだから!
ちょっと声をきつくして「私たち学会で韓国に行くので,この日に出発できないと困るんですよ!」と言ったら,「そ,そうですよね…!」ようやく向こうも慌て始めた。どうやら,金額次第ではとりやめにするようなお遊び旅行だと勝手に思い込んでいたらしい。複数のキャンセル待ちを押さえて,とにかくこの日の便に取れるようにする,と言わせて電話を切った。
こんなことなら,始めから自分でルート調べしてチケット取れば良かったよ。なんだか,ヨン様人気のとばっちりを食ったような気がした。
しかし,今回のEAFES参加は,研究発表以外のどうでもいい部分で多難である。なにせ,参加申し込みの受領書さえまだ届いていないし,ホテルの予約が出来ているのかどうかもわからない。木浦の会場で院生と二人途方に暮れることにならなきゃいいのだけど。
こうして韓国の学会事務局の不手際ぶりをみていると,2年前のロシアの学会で,「ロシアの郵便は当てにならないから」と,受領書をわざわざ日本で投函したチモシキンさんは偉かったよ。日本の切手と消印のついたロシア製封筒が届いたときは「?」と思ったけどね。