灯台下暗し

メールは今日の昼過ぎに復帰したけれど、まだ学外ではOutlook以外のメーラーで受信できない。それから教務システムも死んでいるので、成績入力は週明けまでお預け。

本年度の学生のインターンシップの報告書をなにげなく読んでいたら、県内の某市で有名な某偽科学の会が活動しているのに気がついてギョッとする。今のところあまり問題になっていないようだが、しばらく注視することに。

YouTuber風卒論発表

卒論発表会でした。今年の卒業生はもろにコロナ禍中に大学生活を送った世代ですが、なんとかここまで来られたことは感無量です。

ところで、今日の発表でちょっと面白かった(?)のは、どう見ても「YouTuber風」な喋りで発表する学生が数名いたことです。具体的には、

・大教室で発表しているのに声を張り上げない、一対一のような喋り方。

・早口で空白の少ない、立て板に水のごときトーク

・強調したい語句のみゆっくり伸ばして発音。

ポインターを駆使しつつ「こちら、〜になります」のような指示語の多用(これは悪くない)

・「〜でーす」「〜まーす」のように語尾を強調する傾向。

なんともオンライン世代だなあと思う喋り方で、動画を見ていると思えば不思議と違和感がなくなるのですが、対面の研究発表ではやはりよくないと思いました。聴衆が自分でデータを吟味し、考える間を与えない一方通行の喋り方なのです。スライドのデータを見て「おや?」と思うことがあっても、立て板トークで流されてしまうと、それについて頭の中で考えをまとめることができません。研究発表は自分の意見を一方的にご披露する場ではなく、聴衆にもデータを見てもらって一緒に考え、それについて議論する場ですから、そういう喋り方をする必要があります。もし院進する学生がいたら、自分がそんなふうに喋っていないか、一度よく見直して、他人の意見を聞いてみるとよいでしょう。

 

山越え

今日は博士課程の留学生JさんとAさんの学位論文公聴会。Jさんの研究は当初ロシアとの共同研究として始めたもので、コロナが開けたらフィールドサンプリングに行くつもりだったのだが、ご存知の通りの世界情勢のため結局渡航できず、先方から送ってもらった標本(これもロシアから日本へ直では送れないので第三国経由となり、非常に苦労した)の遺伝子分析だけとなってしまった。それでも投稿論文3本を稼いでくれたので、よくやってくれたというべきだろう。ともあれ、これで一段落ではある。そして明日は卒論発表会でもう一山。