生き物観察会

今日の午前中、近くの小学校2年生のクラスが校外学習に訪れました。前もって、県大で川の生き物のお話をしてくれませんかという依頼があったので、生き物研究会の学生さんたちに観察会のアレンジをお願いしたところ、快く引き受けてくれました。さて、首尾はどうかなと見物に行ってきました。

魚やカエル、ザリガニの水槽の前に、もう子供たちと先生方が来ていました。2クラス、50人ぐらいでしょうか。

子供にカエルの水槽を見せている4回生のH君と、お話をする院生のK君。先生たちは「メモを取るんだよ!」と子供達に注意します。みんな、フィールドワーク中の大学生より、よっぽと真面目にメモしてますよ。

一番人気は大きなナマズ。胸びれをつかまないように注意したうえで、ぬるぬるした体表に実際に触ってもらいます。子供たちは、水槽に手を入れるという行為だけで楽しそうです。

K君がハッタミミズを掘ってきてくれていました。もちろんこれも大人気です。泥まみれなのと「気持ち悪い」という先入観で最初は引いていた子たちも、最後は皆ミミズをぶら下げていい笑顔でした。最初は少し抵抗がある分「ミミズをつかめた!」という達成感もあるのかもしれません。小さい子の自然体験の材料としてとてもいいですね、ハッタミミズ。

ハッタミミズを手に、仲良く何のお話をしているのでしょうか?