南からの知らせ

昨日、今まで時々支援してきたインドの児童保護施設から、突然来月で施設が閉鎖になるという知らせが来た。現地からの手紙の訳文によると、インドの現政権がヒンドゥー至上主義の方針を持っており,キリスト教系の児童施設に対して、入所児童の選抜や職員の採用などを政府に任すべしという運営介入を行って、事実上閉鎖させているらしい。マザー・テレサの修道会が運営しているカトリックの児童保護施設も閉鎖に追い込まれたという。とはいえ、現に親元で暮らせず、施設に入居している子供たちが数多くいるわけで、政府はいったいどうするつもりなのだろうか。何よりも、多様さを受け入れない社会というのは不自由で悲しい。