川虫5年目

川虫実習の日。今日は暖かく作業しやすかったのだが、この一週間で水位が十数センチも下がり、残念なことに、先週つくった汀線地図がまったく役に立たなくなってしまった。先週の段階で採集場所に選んでおいた分流はあまりにも細くなり、とても早瀬とは言えない状態。仕方なく、地図とは関係はなしに、適当に採集場所を決めて実習を行った。今年は昨年のような大出水はなかったが、とにかく虫が小さく、学生たちは拾うのに苦労していた。カワヒバリや腹口吸虫もそうだけれど、初夏の空梅雨と8月後半以降の低温で、今年生まれの幼虫の成長が悪いのかしら。


今年は学生用の股長を購入した。胴長のような溺死の危険がないので、教員としてはぐっと安心。