一区切り

院生はとりあえず提出に間に合った模様。まだ公開審査会がありますから、気を抜かないように。
夕方に、彦根市生活環境課の方が大学に来られて、今度新4回生のS君の卒論テーマにする予定の、彦根城のお堀の外来種調査について打ち合わせ。お堀に自生しており、市指定の天然記念物になっているオニバスの減少要因として、外来種(アカミミガメ)の影響があるかどうか評価しようとしている。S君は県大Bassarsのリーダーとしてこの手の共同作業にはすでに十分実績があり、人脈もあるので、私としては思う存分にやってもらえれば言うことはない。生態学の研究法をマスターするだけでなく、自治体と打ち合わせながら調査をするということ自体が、地域保全の仕事を目指す彼にとってはよい経験となるだろう。
一昨日から声がおかしかったのだが、院生の論文が一区切りして気が抜けたのか、今日の午後に頭が少しぼっとしてきた。早めに帰宅して検温してみたら36.8度という微妙な体温だが、今風邪を引くわけにはいかない。