仲介役

師匠が遺伝子解析をしたい標本をあれこれ持っておられる。しかし全部私の方で引き受けるのも大変だし、海の向こうの大学院生にでもお願いしますかね、とメールのやり取りをしていたら、今朝当の院生から「尾精巣虫属(ラテン名直訳)が欲しい」とリクエストが来た。師匠の標本リストにはこの属が2種も含まれている。グッドタイミングというべきか天の配剤というべきか、すぐに彼に「尾精巣虫属あります。ついでに他のも解析お願い」とメールを買いた。
午後は川虫実習の最終回で、同定の残りとデータのまとめ.またまた訳のわからない、尾が二本で顔は平たく、腹部は割にほっそりしたカゲロウが出てきた。実習終了後に調べてみたら一番近いのはミジカオフタバコカゲロウか。しかし、コカゲロウ科なのにこんなに平べったい顔をしているのかな?