この春から寄生虫をやる卒論生と一緒に初フィールドで、まずは手近なI上川で魚捕り。例の河床工事をやっている所の上流側の地形が数年前とまったく変わってしまっていてカンどころが狂う。でもコモチカワツボ密集地帯は消滅していた。
隣のBさんのところに来ているフランス人ポスドクのGさんが、奥さんの出産が近づいたので先月から帰国している。多分、もともと出産の時には帰国するつもりだったのが，地震のために少々早まった、というような事情だろう。ところでBさんの所に来たメールによると、Gさん自身はこの度の帰国には不本意なところがあったようで（奥さんの心情を思えばやむを得ないが）、その理由は「サムライは城を真っ先に逃げ出すものではない」からだそうな。ちなみにGさんは武術愛好家で、「武士道」を愛読するアッパレ大和魂の持ち主である。
ちなみに私は日本人でかつクリスチャンですが「武士道」は読んだことがありません。反省します（笑）。
