貝の天国

本当は昨日の予定だったのだが,天気が悪かったので,今日S浦へ貝の採集に行った。新快速で近江塩津へ行き,乗り換え。考えてみたら,湖北の新快速に乗るのは初めてかもしれない。乗ってみると結構なお客の密度であるが,帽子に運動靴の散策姿のリタイア組がやたらに多い。ともあれ,交通の便がよくなって,これから湖北を訪れる人も増えるのかなあと思ったが,N原駅で止まった新快速から降りたのは2人(笑)。いや,私以外に下車する人がいること自体珍しいし,この駅に停車する電車が3倍ぐらいに増えたことを考えると,ずいぶん利用者が増えているのかもしれないぞ。

N原駅の階段に鎮座していた。

今日は琵琶湖の水位も低く,波も治まって採集日和。水深の深い春にはほとんど採れなかったタテヒダカワニナも簡単に採れて,1ポイントにつき15分程度であっさり採集終了し,あとは少し水中撮影を試みる。琵琶湖の北端に近いS浦の水はさすがに透明度が高く,光の差し込む浅い水底には各種のカワニナがぞろぞろと這い回り,さながら貝の天国といった趣である。

ヤマトカワニナとタテヒダカワニナ。この1枚に少なくとも16個体写っている。

貝の恋路を邪魔するヌマチチブ(笑)。
ケバケバコモチカワツボは,やっぱり写真を撮り直した。