昨日の日記で教会のおばあさんのエピソードをいろいろ思い出したので,少しずつ書いてみようかと思う。もし,そのおばあさんの縁者の方がこれをご覧になっていたら,堪忍な。
ちなみに,このおばあさんは私の知っている中でもっとも剛毅な人の一人で,「教会の人はいつもニコニコして優しい」という先入観をお持ちの人は気をつけてください。
私が学生時代の話。
ある平日,偶々教会に行っていたところ,玄関をノックする音。出てみると一人の男性が「神父さんいるか?聞いてくれ!」と大声で喚いている。牧師は留守であったが,こういう飛び込み客はよくいるものなので,とりあえずおばあさん(元牧師夫人)を呼びにいった。出てきたおばあさんは,「え,なんです?私は留守番の婆なんで,わかりませんわ…。」と,話を聞こうともせず,喚き続ける男性を帰してしまった。えらく応対が冷たいなあと思っていると,おばあさんは私のほうに向き直って,「m-urabeさんが出てくだすってようございました。この前は,匕首持った人がこられたんですよ。アッハッハ。」
アッハッハ…って…(冷汗)