卒業式である。私の学生はまだこの大学にいるし，成果を出さなければならない研究もまだ続いているのだけれど，とりあえず大きな一区切りはついた。いよいよ来週から学会（×２）と引越で放浪の日々が始まる。
卒業式後の祝賀会で，この大学の運営に中心的な役割を果たしている２，３名の教員と話す。私は新年度からまた「独法化１年前」状態に逆戻りするわけだが，この大学の独法化の前後１年間を見て，いいところもわるいところも私なりに見てきたつもりであるので，次回は少しでも混乱を減らす方に貢献できたら，と思う。ある人曰く「結局のところ，混乱のもとになっているのは，自分の思い通りに何かをしようとしている人間でなく，自分が何をやっているのか全くわかっていない人間なんだよね。」
激しく同感。
