海は広いな大きいな

明日の実習の材料をとりに鐘崎漁港へ行く。例年,この時期は季節風が吹いて日本海が荒れ始める時であり(空き缶が空中を飛んでいくのだ),たかだか潮間帯上部のダイダイイソカイメンとヨロイイソギンチャクの採集で命がけのスリルを味わうことになるのだが,今日は,宗像へ来て以来初めてじゃないかと思うほどのべた凪。海水もすっきり澄んで,消波ブロックの外側まで楽々歩いて回れた。日差しもうららかで,手頃な砂浜があれば昼寝でもしていきたいなあと思ったほど。
今朝のNHKニュースから。

シロイルカの大群が確認されたのは、中国南部広西チワン族自治区の欽州湾です。1年程前から白いイルカの群れがたびたび目撃されたことから、地元当局が観察を続けてきたもので、このほど、その数が100頭以上にのぼる大群であることが、確認されました。北京大学生物学科の潘文石教授によりますと、中国の近海で見つかったシロイルカの群れは、これまで最大でも45頭でしたが、今回見つかった群れの数は、その2倍以上もあり、これほどの大群で見つかるのは珍しいということです。また今回見つかった種類は、普通のシロイルカにはない背びれがあり、赤ちゃんイルカも見つかっていることから、他の海域の群れとはほとんど交流がない、ひとつの独立した大群と見られるということです。

映像では,北極海の所謂ベルーガとは全く別物で,普通のイルカの体形なんですけれど,新種なんでしょうかね。