倫敦の休日

時差惚けも覚めやらぬまま、O先生夫妻と一日趣味の旅に出る。Tate Britain, National Galleryと大どころを梯子し、その合間にSt. Martin-in -the Fields教会で無料コンサートを聴く。ヘンデルプーランク、後一つはよく知らない作曲家の短曲というプログラムである。残響の程度がすばらしい教会だが、客席とプレイヤーの距離が近いせいか、ほんのちょっと音程が揺れたりアタックが粗かったりという、演奏の細かいディテールまでやたらによくわかる。プレイヤーにとっては猛烈に神経を使うホールであろう。
そのあとウェストミンスター寺院を目指すが、残念ながら閉館後であったので、次の機会ということにする。夕刻、O先生の留学先であるロンドン大学近くの本屋へ。河川水理学の本など3冊買い込む。しかし、生物学書ではドーキンスが異様に幅を利かせている当たり、さすが英国だ。
今日一日に撮影した写真はなぜかBritish Libraryの外観と、その前に座っているニュートン銅像のみ。あとはなし。