鮎まつり2回目

新しい鮮度良好なアユが届き,実験設定が出来た。あとはムシがうまく育つよう祈るのみ。
いよいよ集中講義の日程が詰まってきたので今日から本腰をいれて準備。うちの大学でもそうだけれど,教育学部での理科の講義っていうのは,どこまで理屈っぽくやっていいかのさじ加減が難しい。理学部での講義ならオール理屈でOKだし,教養科目の講義ならば理屈はぬきで面白けりゃいいのだが,教育学部はその中間だ。あんまり理屈を追求すると「ここは理学部じゃない!」とか「現場で役に立たない!」とかクレームがつくし,かといって現場で即役に立つようなことばかりでは高校生物の復習で終わってしまう。まあ,ちょっといろいろ試行してみよう。
下の研究室の学生が山で拾ったメジロの傷鳥を持ってきた。「尾っぽが折れています」という話だったので,尾っぽだけなら大丈夫かな?と見てみたら,首と尾羽を不自然な形にのけ反らせてもがいており,立つことが出来ない。触ってみると肩に不自然な段差があり,首か背骨のどちらかを損傷しているようだ。何かに衝突したのだろうが,脊椎損傷では手の施しようがないのでそのまま学生に返す。
さて,そろそろアユを焼こうかな。