火の用心

大学で試験の採点の続きをやっていたら,いきなり火災報知器が大音量で鳴り出した。廊下へ出てみたが変わったこともないので,居合わせた学生たちと「誤作動かなあ」と話して,また作業に戻った。ところが数分後に学生が「先生、マジみたいです!煙が出てます!」と青い顔でやってきた。外へ出てみると,確かに隣の建物の方から白い煙が流れ,焦げ臭いにおいがしている。居合わせた教員と学生でその周辺を確かめたが、火元らしいところは見つからず,幸いに煙はすぐに収まってきた。ともかく事務部へ連絡したら,隣棟の研究室でボヤがあったそうで,教員がすぐに消し止めたということであった。やれやれ。これから火を使うことの多い季節,皆様もお気をつけください。