あら探し

私にとっては馴染みのない原虫の生活史について勉強中。岩波生物学辞典(第5版)のマラリア原虫の生活史の記述(p1078)がなんだかおかしい。配偶子母細胞が減数分裂をして配偶子を形成するように書いてあるけれど、その他の医学辞典や総説は全部,接合子がすぐ減数分裂してスポロゾイトになると言っている(つまり,生活環の大部分は単相)。クリプトスポリジウムやバベシアも同様の核相らしいし,岩波がミスっているのかな?