こまごま仕事

今日、4月からこの学科に着任されるHさんが挨拶に来られた。近くに女性の同僚がいるという状況は久しぶりだ。すごく元気で明るそうな方で、またこれから楽しみが増えそう。
N君が来たので、コモチカワツボの卒論を報告文として某誌に投稿するよう勧める。オリジナリティという点ではまだデータが不足しているが、保全の面から情報の集積が求められている種類である。出す価値はあるだろう。先日N井さんにも言ったが、河川調査などによって広がってしまう可能性が高いので、早く拡散防止を呼びかけたほうが良いかもしれない。
記載論文のリバイスを粛々と進める。何々、「新種として妥当かどうか判断できないので、この属の権威であるS教授に意見を求めること。」?
…査読者は(編集委員も)Acknowledgementsまでは目を通していないのかしら。S教授即ち「師匠」のことで、投稿前に一度、標本と記載文の両方を丁寧にチェックしていただいており、当然謝辞が献呈されているのだけれど。