つれなき人の鍋の数

を見んとした訳ではないが,筑摩神社の鍋冠祭を見に行く(タイトルは伊勢物語から)。
このお祭りは平安時代初期にまで遡る由緒正しいものだが,もともとは女性がその前年に関係した男性の数だけ鍋を重ねて被って参拝したという,元祖「今だから白状しちゃいます」みたいな意味不明の祭りである(ちなみに,正直に申告しないと祟りがあったそうだ)。
もちろん,今ではその心配(?)のない小さな女の子が張りぼての鍋を被って参拝する。
いや,すんごくかわいいです,鍋おとめ。

湖岸道路で休憩する鍋おとめ。今日は暑くてたいへんそう。
帰りに磯(地名)でここ限定のフトマキカワニナを探すも見つからず。