嘘リストの勧め

相変わらずアカハラを巡るあれこれが頭から離れないので…

そういえば「環境研究倫理特論」世話役のH先生が他大学で講演をしたとき、ハラスメントをやる側がつきがちなウソをいくつか例示していたのを思い出した。今、そのリストにいくつか付け加えられそうな気がしているが、そのリストに「なぜそれがウソか」を法律の専門家が解説してくれたら、アカハラ対抗虎の巻としてけっこう有効な気がする。このアイデアどうでしょう、みんなで作る虎の巻。

十年一日

下の旭川医科大(もう伏せる必要なし)のアカハラまとめを見て「ハラスメント研修で、例で出てきそうな典型的な発言されててびっくりです。」と驚く若い研究者。それを見て「なんの、あなたの出身研究室でも同じことがありましたよ、昔」と心の中で呟く年寄研究者。

現在進行中につき

入学式、ガイダンス、ラボメンバーの顔合わせということで新年度体制スタートの日である。今年はウチのラボはD3人、M2人、研究生1人、B3人となり、過去最多の人数。ついでに最強の布陣…となることを期待。

新入生ガイダンスでの挨拶では、毎年恒例の「学生は教員を使い倒せ」を本年度学科長に取られてしまったので(笑)、「このところ他大学のアカハラ問題に首を突っ込んでオトナの喧嘩・場外乱闘に参加してます。知識は力。他人に騙されたり、泣き寝入りしたりしないように勉強してください。知識があれば勝てます」と言っておいた。

ごった煮

学部生が持ってきた寄生虫が日本初期録(間違いなく外来種)だった件、ちょいちょいと分子同定して報告文書けばOKと思っていたら、どうやらとんでもないゴミ箱分類群であることが判明。おそらく属内レベルの違いと思われる種類に、なんと10以上もの違った属名が付いている。これらのものも含めて、もう一度どれが近縁種なのか解析しなおすことが必要なようだ。やれやれ。