標本を見に

所蔵標本の計測をするために鮒を手土産にまた目黒寄生虫館へ。鮒は皆さんに好評でした。「子持ち鮒なので内臓を取らずに煮付けていますから、お嫌いな場合には食べる時に自分で外してください」という注意をこれ以上気を使わずに言える面々がいるでしょうか(笑)。全員、動物の内臓抜きのプロです。

午後いっぱい使って標本の検鏡をしましたが、終わらなかったのでまた明日も続行することに決定です。結構時間がかかります。

県民度判定テスト

明日からの週末にちょっとお仕事に出かけることにしたので、今日は代休を取って家事その他を片付け、明日の行き先への手土産に3度目の鮒を炊く。もう鮒炊きババア状態。

しかし、誰かに「鮒いりませんか?」と訪ねた時の反応ほど、根っからの滋賀県民かどうかが明白に判定できるものはない(本心から喜ぶのが滋賀県民、微妙な表情になるのがその他)。今日は行きつけのマッサージ屋さんにおすそ分けしたのだが、完全に滋賀県民のリアクションだった。

次は自分の宿題

博士課程の院生A君の実験がようやく軌道に乗り(2ヶ月かかった)、修論もあとちょっとで短報として受理されそうなのでこちらは一段落である。さて私が責任著者であるほうの投稿論文もなんとかしなければ。いつまでも逃避行動はできない…と、ここに書いておけば少しは自己プレッシャーになるかな。

鮒売りおばさん

先週のフナ(寄生虫検査済み)がまだ大量に冷凍庫にあるので、何人かの人に「フナいりませんか?」と声を掛けてみたところ、大抵の人は「フナ?…うーん、じゃ1匹下さい」のような反応なのだが,根っからの滋賀生まれの県民は「えっ、いいんですか?(喜)」という反応になる。この差は埋めがたい(笑)。