系のあるなし(続き)

今日の授業で1回生に聞いてみたら、やはり大半の人が高校で「解糖と解糖系は別物」と習っているらしい。おそらく歴史的には、最初に無気呼吸のプロセスとして発見されて「解糖」と名付けられ、後に有気呼吸の最初のプロセスも同じであることが判明したということなんだろうけれど(ネットで解糖の研究史を探してみたが語の初出に関しては未確認)、それを「解糖と解糖系は別」のように切り分けるのは非常におかしな拘りのように思う。英語だとどちらもglycolysisとしか言わないだろうに。これは生化学の専門家の意見を聞きたいところ。