初夏バードウォッチング

昨日、湖北野鳥センターから来週の探鳥会の案内が来た。どれどれと場所を確認すると、湖北のとある廃寺のあたりだという。野鳥が見られる上に廃寺というシチュエーションもそそられるし、しかも最寄り駅からそう遠くなく、車を持たない私でもアクセスできそうな場所。それなら来週と言わず、明日行っちゃえ!と急に思いたち、今日は新しいカメラを持って鳥見に出かけた。

ところで、鳥を見るにはもちろん朝早いに越したことはない。時間を調べてみると、彦根から湖北方面へ向かう始発電車は6時半過ぎだが、隣の米原駅まで行けば5時台の電車があることがわかった。では朝5時にどうやって米原へ行くかが問題となる(彦根市内のタクシー会社は朝6時前には営業していない!)。こうなったら人力二輪車だ、という訳で5時前に自宅を出発し、30分で約8kmの道のりを走破して米原駅に到着し、そこからは輪行して朝6時半に現地についた。廃寺への登山道の入口に自転車をおいて、片道4kmの林道を往復5時間かけてゆっくり探索。こちらの腕が悪くてあまり良い写真はとれなかったが、キビタキコマドリアカショウビンの声が聞こえ、ヤマドリの母衣打ちも聞くことができた(姿は見えず)。

さえずるキビタキ

高台からの眺望はとても見事。眼下の平野は所謂「観音の里」と呼ばれるあたりで、山脈の向こうが琵琶湖。

高台から先、廃寺への道はかなり急な山道だった。少なくとも軽登山靴ぐらい履かないと厳しく、単独行も危険と思われたので、残念ながら廃寺を見ることは断念して林道を引き返した。機会があれば誰かと一緒にもう一度行ってみたいものだ。

と言う訳で今日一日の歩行距離は約8km、自転車走行距離は往復で約22km。良い運動になった。