この期に及んで

滋賀にも蔓延防止措置が取られることが決定しましたが、この期に及んでウチの大学はまだ全面対面授業(前期試験)です。試験だけなら席の間隔も広く、ほぼ会話しないのであまり感染の危険はないかもしれませんが、今日は実習の補講の担当でした。もちろん換気は十分で席の間隔は開けているものの、やはり接近や会話の機会は試験よりずっと多くなります。またδ株では陽性者のウィルス排出量が多く、事実上空気感染状態になっているので従来の感染対策だけでは十分に防げません。やむを得ず、今日はどうしても実験室でなければできない作業だけを行ない、データ整理は家でするように指示して正規の授業時間よりかなり短く終わらせました(学生は喜んでいましたが、「終わってもたむろしていないでさっさと散りなさい!」と一喝)。短時間の実習であったにも関わらず、非常に気疲れして終わった後にぐったりしてしまいました。やっとこれで前期の対面授業がすべて終わり、来週は丸々一週間、研究室のエアコンが入らない強制夏休みになります。