目と鼻の先の新知見

今日から寄生虫学会本会で、会場からライブ配信形式(YouTubeではないが、何ていうシステム使っているんだろう?)。会場の建物はとても立派で、メインホールのステージはなんと能舞台だが、ライブカメラの画像を見ると来場者は30人ぐらいだろうか。まあこの状況ではやむを得まい。座長はフロアとチャットの両方からくる質問を捌く必要があるのでけっこう大変そうである。

今日は滋賀のスジエビ寄生虫(人間にはこないやつ)についての某大学の研究発表があった。スジエビのサンプリングの写真がよく見る風景だ、と思ったら八坂港で、背後には水試の琵琶湖丸の姿が。なるほど水試が共同研究者か。たまにみかける白っぽいスジエビ寄生虫持ちらしいのだが、思わぬ新発見があったとのこと。日本一寄生虫相がよくわかっている琵琶湖でも、まだまだびっくりするような発見が転がっているものだ。