春の嶺南

今日は春休みの一日、近いのに今まで行ったことのなかった福井県嶺南の生物観察ポイント、中池見湿地と三方湖を散策しました。福井のAさんご一家(ご長男が中池見のNPO職員)、京都のO先生が同行してくださいました。

中池見湿地の水田ゾーン。


湧水の溜まった池ではミツガシワが咲き始めていました。

三方湖。山に囲まれた静謐な湖面は、余呉湖のような湖北の景観を彷彿とさせます。

三方湖周辺は金沢、滋賀に続く第三のハッタミミズ生息地です。今日は糞塊を沢山確認しましたが、掘り上げの結果とれたミミズは1個体だけでした。個体密度は滋賀ほど高くないようです。

帰りに敦賀市北部の赤崎海水浴場に寄ってビーチコーミングをしました。海の中にも春は来て、大きなアメフラシがたくさん活動していました。この海岸ももうすぐウミソウメンだらけになるのでしょうか。

彦根に到着すると無風で絶好の夜桜コンディションだったので、帰宅途中に彦根城に寄りました。いつ見てもため息の出るほどゴージャスな風景です。コンデジでは本物の桜とお濠に映った桜を一枚に収めることが難しいので、広角レンズをお持ちの方はそれを使ったほうがよいと思います。