また宿題

午後、O市立大名誉教授のU先生来室。先生はフィラリアの大家でいらっしゃるのだが、東南アジアで研究中に偶々見つかった鳥の吸虫の標本を持ってこられ、その報告を依頼された。「最初はプラナリアかと思った」と仰るほど大型の吸虫(1cmを越す)で、これが1羽の鳥に何十も付いているそうなので、鳥もさぞ気持ちが悪かろうと思う。既に属までは突き止めておられたのでその後の同定作業は難しくはないが(もし新種なら記載しなければならないので時間がかかる)、片付いていない宿題が既に沢山あるのでいつ真剣に取り掛かれるのか、全く見当がつかない。とにかく、できるものから少しずつ投稿していくしかない。