今日はFWのバス見学日だったのだが、ご存知の通り台風接近中である。朝からどうしたものかと対策を考え、フィールド調査場所を減らして早めに帰学することにした。出発時には積乱雲が通過して横殴りの猛烈な雨と雷に見舞われ、これはアウトかと思ったが,幸いO畑に着く頃には雨も弱まり、雷も鳴らずにいたので、短時間ではあったがなんとかフィールドワークを実施できた。その後,早めに山林組合を訪問して室内で職員の方のお話を聞いたのだが、その最中に外は再び雨足が強まって雷鳴。一番雨の強い時間帯をバス車内と山林組合でやり過ごせたことは幸運だった。
ところで、O畑のフィールドで雨の日となると,やはりヤマビルの動きが俄然活発になる。今日はほぼ全員がちゃんとゴム長靴に雨合羽で、服装はきちんとしていたものの、献血者が数名出た。それも、普段やられやすい足首ではなく腕や背中に吸い付かれた人が多く,木の上から降ってきたか,手元から潜り込まれたらしい(足は長靴でガードされていたからだろう)。結局、献血未遂を入れると10人ぐらいの人にヒルがくっついていた。かくいう私も、バスに戻って帽子を脱いだらその上に大きなヒルが乗っかっていた。やれやれである。